冬の香住はカニの町。
R178 を日本海に沿って走ると、カニの看板をかかげるお店や民宿がぐんと目立って増えてきます。
町の中には、軒を並べる店先から、われ先にと水揚げされたばかりのカニを茹でる白い湯気が、冬の冷気を追い払うようにいっせいに立ち昇り、まっ赤にゆがきあげられたカニのにおいが漂っている。
〜これがカニの町、香住の冬の風物詩。〜
なにしろ、柴山・香住港は、松葉ガニ・香住ガニの呼称で有名な、日本有数のカニの水揚げ漁港なのです。
この時期になると、水揚げされたばかりのカニがずらりと並ぶ朝市や、料理自慢のおかみさんが腕をふるったカニ料理でもてなす民宿をめあてに訪れて下さる人々であふれ、町も人も、がぜん活気づいてきます。
どうぞ、ぜひ、冬の香住にお越し下さい。
町中の誰もが、一年で一番賑わうこの季節の到来を喜び、自然に感謝し、何より皆様とこの町で出会えるご縁を楽しみにしているからこそ、とびきりの笑顔でお迎えします。
「よう、きなったなあ。」の、言葉を添えて。
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